富士シリーズ

コース長:4.563km
コーナー数:16
Round1
3月14日

Round2
4月18日

Round3
5月23日
Round4
7月25日

Round5
8月28日
Round6
9月26日

Round 5 スーパーFJ 富士シリーズ 第6戦 田中選手最終戦
静岡県富士スピードウエイでのスーパーFJが早くも最終戦を迎えた。
現時点でのシリーズランキングは14位。3月にデビューしてから7ヶ月が経過した。
レースの流れにも慣れ、他チームの選手とも交流が増えお互い欠点なども相談していた。
自らサラリーマンドライバーと称し今年一年よく戦った。
ほぼ毎戦仕事終わりから徹夜で現地に駆けつけ、競技に参加していた。
最終戦は是非表彰台に立ってもらいたい。タイムも表彰台が目の前まできている。


9月25日(土)PM3:40 フリー2本目 天気は晴れ、コースもドライ 気温21℃ 路温33℃ 湿度53%と夏と比べると肌寒い気温で走行は始まった。
1本目の走行を終えて、セットを少し変更し走り始めた。田中選手も色々と試していたが、走行中盤にピットイン持込のセットの方がタイムが出せるとのコメントでセットを戻し、タイヤの内圧を通常使っていた圧から変更し走行を再開した。そしてチェッカーを受けた。トップと2.1秒差となった。タイヤの内圧に関してのコメントもいい方向ではなかった。それがこの差となったようだった。

9月26日(日)AM10:20 予選 天気は予報通り晴れ、コースはドライ 気温21℃ 路温33℃ 湿度51%と、前日のフリー走行とほぼ同条件でのスタート
前日のコメントを基にセットを変更した。予選前半は、他車にスリップストリームを利用される形で、タイムも伸びずに後続集団に埋もれていた。しかしスペースを見つけアタックを開始し前日のベストタイムを約1秒タイムを伸ばし7番手に入りトップと1.7秒差にまで迫って見せた。
セットも良い方向に進んでいたようだった。

決勝 PM3:10 天気は曇り コースはドライ 気温20℃ 路温26℃ 湿度45%
空には重たい雲が広がり風も強く雨が降り出しそうであった。グリットでもぽつぽつと雨が当たる事もあったが、ドライでのスタート。
スタート直後のコカコーラーコーナーで前車のスピンに巻き込まれるような形で姿勢を崩した。
その間にポジションダウンがすぐに、ポジションを取り返すことに成功した。しかし6番手との差が大きく開いてしまいそこにドライバーの繊細なミスもあり、僅かに差を詰める事しかできずに、差が詰まりもせず離れもしなかった。後半ペースも上がるもベストタイムは田中選手も大きく落とすことなくほぼ単独で予選と遜色ないタイムを記録した。ファステストとも約1.7秒差となり7位でチェッカーを受けた。
最終戦となったが、タイムを伸ばせば伸ばすほどに、自信もつきさらに、課題も多く出てきた。
しかし来期への意欲もさらに大きくなるものであった。

中村監督コメント
田中選手の最終戦ということで、何とか表彰台を狙っていたのですが残念です。しかし、田中選手のレベルアップは目を見張るものがあり、今年一番努力したドライバーでした。応援有難うございました。
田中選手コメント
一年間応援いただいて有難うございました。モータースポーツの楽しさを感じる一年でした。来年は更に上位を狙います。







Round 5 スーパーFJ 富士シリーズ 第5戦 大幅にタイムを縮めて行く田中選手
8月26日(木)PM1:00 気温29℃
コースはドライ8月の後半ということで、日差しは強いが富士スピードウェイも秋らしい気温でスタートとなった。そんな中、車両自体に新たな改良を施し田中選手にも、そのイメージを伝え、そのチェックの為に、慎重な走り出しであった。
細かなチェックをし、数回ピットインを繰り返し、走行後半には、富士スピードウェイフルコースの自己ベストを約0.2秒ではあるがあっさりと更新をして見せた。走行後インプレッションにて方向性はいい方向に向かっている事がわかった。その中での小さなセット変更をし、2本目へ向かった。
2本目、PM3:00 気温28℃
コースはドライ気温は下がったが、湿度は意外に高かった。走行前半にて約1秒ではあるが、更にタイムアップをしていた。トップタイムは1本目と変わりがなかった。
3本目、PM4:20 気温28℃
コースはドライほぼ2本目と変わらない条件でのスタートとなった。開始直後コースアウトをし、走行時間は短くなったが、タイムは2本目と同等のタイムをマークしていた。トップタイムも変わりがなかったが、走行を通し同じセットのタイヤで走行を続け、グリップダウンも感じられると思ったが、その中でのタイムダウンもほぼ無く手応えを感じながら1日目を終了した。

8月27日(金) AM9:25 天気は晴れ 気温27℃ではあるが、湿度70%での走行開始となった。
ベスト同等のタイムでの周回後、走行終了間際に、大幅にタイムを更新した。約0.4秒のアップであった。トップと約2.7のギャップであり、前回のギャップの約半分ほどのタイム差であった。
2本目、PM1:00 気温29℃昼過ぎの為、気温も上昇していた。
時刻的にも決勝と約同時刻の為、タイムよりも連続走行での走行を行った。トップタイムも更新されずにいた。いろいろな事を試しながらではあるが、安定したタイムで走行を終了した。
3本目、PM3:45 気温29℃
2本目とほぼ変わりがない条件であった。限界を探りながらのベストタイムを約0.3秒を更新したが、トップタイムの伸び約2.8秒差での走行終了であった。

8月28日(土) AM10:00 天気は晴れ 気温29℃
NEWタイヤを装着し予選となった。徐々にタイムを上げて行きベスト更新。タイヤのグリップも上がったた為、約1秒のタイムアップをしていた。トップタイムと約2秒差ポジション7番手と大幅にタイムを伸ばし、タイムさも大きく詰まる形で予選も終了した。
PM2:30 決勝 天気は晴れ 気温30℃と予想よりも気温が上がっていた。
スタートでの失敗があり、7番手から8番手へポジションダウン後2番手3番手争いでの接触があり、2番手の選手がオーバーラン、その隙に3LAP目に5番手へのポジションアップをしていた。その後4LAPほど5番手を守っていたが、7LAP目に8番手へ後退してしまった。更にベストタイムを更新していたが、最終ラップの最終コーナーで、ポジションを取り戻す為、前車のインサイドへ飛び込むがスピン。
8番手を守ってのチェッカーとなった。入賞もできる走行をしていた為、非常に残念であった。
前回のフルコースでのベストタイムを最終的には、約2.1秒短縮。決勝中のトップタイムから約1秒落ちとなっていた。田中選手も多くのことを学び、タイムアップをし、決勝では多くのバトルをし、とても良い経験をした。
次回のレースを期待したいと思う。

中村監督コメント
今回のタイムの更新は目を見張るものがありドライバーは努力した。最終戦に向け表彰台も見える位置にたどりつきました。今後も応援宜しくお願いいたします。
田中選手コメント
車の操り方がようやく見えてきました。次回は自信を持ってチャレンジします。







Round 4 スーパーFJ 富士シリーズ 第4戦 田中選手暑さとの戦い
7月23日(金) 午前10:00から1本目のフリー走行開始
 第二戦と同様にショートコースとなった。空は晴れ、雲も少なく気温30℃、路温45℃と夏らしい天気となった。
 週末を通し、暑くなるという予報だったので、マシン、タイヤ、ドライバーに予想以上の負担がかかるレースとなった。
 約2カ月ぶりの走行となった為、田中選手も慎重な滑り出しとなった。
 各ドライバーもマシンチェックなど行い、タイムを上げていった。田中選手も新たな試みをして行き、タイムよりも自分への課題を重視する走行となった。
 2本目、午前11:30 気温32℃、路温55℃まで上昇した。
 各ドライバー陣もタイムアップを果たして行き、自己ベストの0.6秒落ちにまで迫っていた。トップタイムまで、2.5秒差になっていた。
 3本目、午後1:40、気温31℃、路温47℃でスタートとなった。
 少し涼しくなって周囲のタイムも上がり、トップと4.8秒もの差をつけられ、1日目の走行を終了した。

7月24日(土)午前10:00 気温29℃、予選とほぼ同じ時間帯での走行開始
 各ドライバーも続々とタイムを縮めていったが、トップの差が、3.8秒に縮まった。
 2本目、午後1:40、気温31℃、路温50℃となっていた。
 トップのタイムも2本目同様伸びず、田中選手は、0.2秒差を縮めていたが、フィーリングが合わず、セットを元に戻し、予選へ挑むこととなった。

 7月25日(日)午前10:30 気温30℃、路温47℃という状況で予選が始まった。
 トップタイムが、24日(土)同様、さほど伸びずにいたが、田中選手は3.5秒もの差をつけられてクラス8位となってしまった。第2戦の自己ベストタイムに屋kう0.4秒届かなかった。ポールタイムもレコードに、約0.2秒ほど届かずにいた。やはり暑さが敵となっていたようだった。

午後3:55 気温29℃、路温42℃という状況で決勝がスタートした。
 予選後のミーティングで、田中選手自身もまだタイムを縮められそうだったので、レース展開を見守るしかなかった。トップのタイムも、涼しくなってきたためか伸びていたが、予選よりもいいタイムで田中選手もベストタイムを伸ばしていき、トップと2.3秒差にまで詰まっていた。その中、7位にポジションを上げ、クラス7位でチェッカーを受けた。ショートコースでの自己ベストタイムを0.6秒も縮めてレース終了となった。田中選手も、夏の暑い時期のレースも大きな経験となったようだった。

中村監督コメント
 暑く、条件が悪い中、自己ベストは評価できる。
 しかし、トップとの差はセクター3の改善をしなくてはならない。
 今後とも応援宜しくお願いいたします。

田中選手コメント
 自己ベストは自身がつきました。トップに早く追いつけるよう努力いたします。







Round 3 スーパーFJ 富士シリーズ 第3戦 雨に強い田中選手
5月21日(金)練習走行日
 天候は晴れ、午前10時の気温は21℃、路温温度37℃という条件で1本目の走行は始まった。車両の足回りのセッティング変更を大幅に行ったため慎重な走りだしとなった。各車タイムアップをしている中、なかなかタイムアップを果たせない状況であった。
 練習走行2本目は11:20走行開始、気温23℃路温温度45℃であった。田中選手も徐々にタイムアップしていたが、他車も同様にタイムを伸ばし差が縮まらない状況であった。
 練習走行3本目、14:20走行開始、気温24℃ 路温46℃であった。2本目、3本目ともに、少しだけ車両のセッティング変更をして、タイムを伸ばして来た為、走行3本目はブレーキパッドの種類を変更し走行を開始した。ブレーキのフィーリングの変化や効き方のテストを行い、予選、決勝レースは今回持ち込んだパッドを使用する方向でドライバーとのミーティングで決定した。
 練習走行4本目、走行に関する課題も多くあったため、走行を開始しようとしたが、急なバッテリートラブルの為、エンジン始動できず、走行はキャンセルとなった。

5月22日(土)予選レース
 天候は晴れ、前日とほぼ同条件でのスタートとなった。9:40にフリー走行が30分間、13:55から予選というスケジュールだった。前日の最終セッションで試せなかったものを試し、大幅にタイムアップした。その為、田中選手の持つ富士スピードウェイのベストタイムを更新出来た。
 13:55予選、気温23℃ 路温39℃ ニュータイヤを装着し、アタック開始。グリップの上がったタイヤに合わせきれずにタイムが伸びずにいた。他車はタイムを伸ばし、トップと4秒もの差をつけられ予選終了。田中選手自身も予選でのミスを語っていた。スーパーFJクラス14台中12位という結果だった。

5月23日(日)決勝レース
 天気予報通り朝から雨、考えていた以上に雨量が多い状況である。雨が降った事により、コース内は何が起ってもおかしくない状況となった。マシンはウエットレース用に急遽セッティングを変更し、レースに臨んだ。決勝レースは雨量が多かった為、セーフティカー先導でスタートとなった。田中選手は雨が得意であると言っていた通り、ポジションもタイムも上がっていった。ベストタイムを見ると、トップと2.2秒差にまで縮まった。順位は9位。レース中盤でのミスが無ければ6位入賞も手が届く位置にまで来ており次のレースが楽しみである。

中村監督コメント
 ウエットでの速さはドライバー、マシンとも確認ができた。ドライでの走りや予選での走行が課題とも認識した。次回は表彰台にあがるよう努力いたします。ご声援御願いいたします。

田中選手コメント
 ウエットでは自信がつきました。予選のタイムアップが次戦の課題です。次戦も頑張ります。

ピットにて予選終了後のマシンメンテ



決勝コースイン直前



決勝スタート前1



決勝スタート前2


Round 2 スーパーFJ 富士スピードウェイシリーズ第2戦参戦報告
・2010年4月18日(日) 静岡県富士スピードウェイ レーシングコース
・参戦レース:富士チャンピオンカップレース スーパーFJシリーズ
・参戦ドライバー:田中 正隆 選手

・レポート
 田中選手のレース参戦も2回目となり今回の目標は第1戦の結果を上回る事である。第1戦でのベストタイムは1'57.208のタイムをどれだけ短縮できるか?が見所となった。
 レース当日の天候は晴れ、気温は14℃と少し肌寒い状況であった。AM10:05〜予選スタート新品タイヤでのアタック!オープニングラップではマシンの状態を確認し、また、タイヤのグリップを確かめながら周回する。
 さあ、タイム計測開始!徐々にタイムを縮める田中選手!予選終了時にはベストラップ1'51.401をマーク! 前回よりも6秒以上を縮める結果となった。ポールポジションのタイムは1'47917となりその差3秒弱!スターティンググリッドは10番手となった。
 ※全出走20台中スーパーFJは12台、FJ1600が8台の混走レースである。

 決勝レーススタートは15:09〜スタートは全車キレイにスタート!
 田中選手も1つでも順位を上げるべく果敢にアタック、しかし、スタート直後の1コーナーでアウト側へ押し出される形でコースアウト!順位を落とす事となる。しかし、諦めずにコース復帰、その時点での順位は全体の16番手となってしまうが、このアクシデントにより田中選手は落ち着きを取り戻しレースに集中する。周回を重ねるごとに順位を上げ、そのまま決勝レースのチェッカーフラッグを受ける。決勝レースの順位は全体の10位(スーパーFJクラス9位)となった。

・アルビレックスレーシングチーム 中村監督 コメント
 田中選手の今回の目標はタイム更新です。第1戦からのタイムの短縮を見る限り次戦3戦には6位入賞が見えてきていると感じます。ドライバーと今後も努力致します。

・田中 正隆選手 コメント
 体力アップが今後の課題です。次は6位入賞を目指します。

予選前



予選コースイン前



決勝スタート前


Round 1 スーパーFJ 富士スピードウェイシリーズ第1戦参戦報告
決勝
Pos No Name CarName Type Lap Total Time Gap Best Time Lap Ave.(Km/h)
1 48 松井 孝允 ジョージ スピリッツ KK-S KK-S 12 22'37.712 R1'52.302 12 144.381
2 77 DRAGON B-MAX・KK-S KK-S 12 22'48.283 10.571 1'53.311 12 143.265
3 5 中嶋 修 ベンド・WEST07J 07J 12 23'12.868 35.156 1'55.482 6 140.736
4 22 赤堀 憲臣 ペースメーカー150WMKKS KK-S 12 23'12.970 35.258 1'54.100 11 140.726
5 78 吉田 基良 B-MAX・KK-S KK-S 12 23'16.502 38.790 1'54.549 6 140.370
6 36 田中 正隆 アルビRTビヨンドEDKK-S KK-S 12 24'07.477 1'29.765 1'57.208 4 135.427
Weather :晴れ Track :ドライ
Fastest Lap 1'52.302 12 / 12 146.273 48 松井 孝允 ジョージ スピリッツ KK-S
予選
Pos No Name CarName Type Best Time Lap Gap Top(Km/h)
1 48 松井 孝允 ジョージ スピリッツ KK-S KK-S 1'54.031 7 144.056
2 77 DRAGON B-MAX・KK-S KK-S 1'54.172 8 0.141 143.878
3 47 松井 宏太 RIRE RACINGKK-S KK-S 1'55.501 10 1.470 142.222
4 5 中嶋 修 ベンド・WEST07J 07J 1'56.187 10 2.156 141.382
5 78 吉田 基良 B-MAX・KK-S KK-S 1'56.464 9 2.433 141.046
6 22 赤堀 憲臣 ペースメーカー150WMKKS KK-S 1'56.474 10 2.443 141.034
Weather :晴れ Track :ドライ