Albirex RacingTeam News Information
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2010.10.04
田中選手最終戦
静岡県富士スピードウエイでのスーパーFJが早くも最終戦を迎えた。
現時点でのシリーズランキングは14位。3月にデビューしてから7ヶ月が経過した。
レースの流れにも慣れ、他チームの選手とも交流が増えお互い欠点なども相談していた。
自らサラリーマンドライバーと称し今年一年よく戦った。
ほぼ毎戦仕事終わりから徹夜で現地に駆けつけ、競技に参加していた。
最終戦は是非表彰台に立ってもらいたい。タイムも表彰台が目の前まできている。
9月25日(土)PM3:40 フリー2本目 天気は晴れ、コースもドライ 気温21℃ 路温33℃ 湿度53%と夏と比べると肌寒い気温で走行は始まった。
1本目の走行を終えて、セットを少し変更し走り始めた。田中選手も色々と試していたが、走行中盤にピットイン持込のセットの方がタイムが出せるとのコメントでセットを戻し、タイヤの内圧を通常使っていた圧から変更し走行を再開した。そしてチェッカーを受けた。トップと2.1秒差となった。タイヤの内圧に関してのコメントもいい方向ではなかった。それがこの差となったようだった。
9月26日(日)AM10:20 予選 天気は予報通り晴れ、コースはドライ 気温21℃ 路温33℃ 湿度51%と、前日のフリー走行とほぼ同条件でのスタート
前日のコメントを基にセットを変更した。予選前半は、他車にスリップストリームを利用される形で、タイムも伸びずに後続集団に埋もれていた。しかしスペースを見つけアタックを開始し前日のベストタイムを約1秒タイムを伸ばし7番手に入りトップと1.7秒差にまで迫って見せた。
セットも良い方向に進んでいたようだった。
決勝 PM3:10 天気は曇り コースはドライ 気温20℃ 路温26℃ 湿度45%
空には重たい雲が広がり風も強く雨が降り出しそうであった。グリットでもぽつぽつと雨が当たる事もあったが、ドライでのスタート。
スタート直後のコカコーラーコーナーで前車のスピンに巻き込まれるような形で姿勢を崩した。
その間にポジションダウンがすぐに、ポジションを取り返すことに成功した。しかし6番手との差が大きく開いてしまいそこにドライバーの繊細なミスもあり、僅かに差を詰める事しかできずに、差が詰まりもせず離れもしなかった。後半ペースも上がるもベストタイムは田中選手も大きく落とすことなくほぼ単独で予選と遜色ないタイムを記録した。ファステストとも約1.7秒差となり7位でチェッカーを受けた。
最終戦となったが、タイムを伸ばせば伸ばすほどに、自信もつきさらに、課題も多く出てきた。
しかし来期への意欲もさらに大きくなるものであった。
中村監督コメント
田中選手の最終戦ということで、何とか表彰台を狙っていたのですが残念です。しかし、田中選手のレベルアップは目を見張るものがあり、今年一番努力したドライバーでした。応援有難うございました。
田中選手コメント
一年間応援いただいて有難うございました。モータースポーツの楽しさを感じる一年でした。来年は更に上位を狙います。
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